いつもより早く帰宅した７月８日。寝室のテレビを点け、背を向けて窓を開けていると「日本テクノロジーソリューション」というナレートが聴こえて来た。「あれ、休日出勤している人の会社？」と反射的にテレビに振り返ると、確かに「日本テクノロジーソリューション」というスーパーが飛び込んできた。視聴中に、気づけば「他社と差別化を図り技術革新に成功している企業」と、私事のように喜んでいた。
当ビルでは、同社のある社員と最も多くすれ違う。休日によく出社している。「月末・月初の関係かな？（伝票〆）」と勝手な想像をする一方、「誰も知らないのかな（知っていても、肉眼で知覚し、休日によく出社していると認知しているのは俺だけ）」ということを自覚した。それから、すれ違うときに、こちらから挨拶するようにした。彼女の存在がなければ同社の名称を知ることはなかった。コツコツ自らの手を汚して励んでいれば、その姿を見落とさない人、よき理解者も現れる。同僚や部下からも慕われる。会社にロイヤリティを感じ、自らの職務（存在）にも誇りを抱く。よき循環が回ると思います。

7/8 21:03　テレビ放送中の映像を撮影（シュリンク包装機　トルネード）