日本橋に釣られてしまった。

ランチタイムに店頭で弁当を売り、会社員が列を作って買っている天丼屋。

店名を見ると「日本橋天丼 金子屋」。
この時点で初めて店名を知る。

「日本橋」という冠に釣られて食べることにした。

店に入ったのが21:20を回っていたこともあり、客は誰もいない。
閉店と思いきや、「いらっしゃいませ、テーブル席へどうぞ」。
カウンターではなく、ゆったりテーブル席へ着いた。

さて、「日本橋」由来は何故？と検索してみた。
三越前にある「天丼 金子半之助」の姉妹店とのこと。
日本橋にそんな店があったっけ？
ネットで調べると、いつも行列だそうな。

さて、オーダーはどうしようかと、メニューを見ることに。
「天ばら丼」という見慣れないメニュー。
店員さんに質問すると、天丼の具を小さくして盛り付けてあるという。
折角なので、変わったものを食べることにした。

出てくると、お椀が被せてある。お椀からはみ出してる。
そうです。
たくさんのボール状にされた具が山盛りなので、なかなかお米に出会えない。
なるほど！
蓋に使っていたお椀に具を取り置き、お米を食べることに成功。

すると、真ん中に、半熟玉子が出現！

これ、壊してかけると、しつこくて食べきれなくなりそう。そう思い、玉子は割らずにそのまま食べた。

本日、１食目でした。
あまり心が優れない、寂しい日だった。
もう、お腹いっぱい！

お店を出るとき、店員さんに「10月まで日本橋にいたの。でも金子半之助って、気づかなかった」。
店員さん「日本橋のお店は行かなくていいので、うちに来て下さい」。

わー、商売人！
鬼に徹してますね。
全くの別会社・別会計・ライバル店なのでしょう。