【可祢井そば】第2回 見つめ合うだけで感じる「オトナ同士の包容力と安心感」 ★2025/3/20(木)19:52 2025/03/20
鍋焼うどん
木曜日は目白大学のクソガキがシフト予定日だから、萬貫に行くか躊躇いながら要町方面に向かった。
「可祢井そば営業中かな?」
試しに、お店が視界に入るルートを歩いたら、やっていました!
店内扉を開けると、お客様はひとりだけ。
祝日(春分の日)ながら、仕事帰りっぽい、40代後半から50代前半くらいのキレイな中年女性が鍋焼うどんを食べていた。
彼女はフリーズして見ていた。
オレは彼女から見て、彼女の左斜めのテーブル席に座った。
サッカーワールドカップ代表がかかった試合(テレビ)を観戦しながら、彼女の挙動が視線に入るようにした。
キレイな人だから、避ける位置には行かず、敢えて見えるところへ。
深層心理で言えば、この行為は相手に対して「私も興味があります」「見て欲しい」というシグナル。
オレに興味を持っている女性には、以心伝心、きちんと伝わるもの。
彼女の左目視線を何度も感じた。
「距離を縮めたがっている」
「親しくなりたい」
一定の男性経験を積んだオレくらいの年齢層の女性は、率直な人が多い。
オレも彼女と似たようなところがある。
出会いの場がないからだ。
彼女の指輪が視界に入った。
左手中指に大きな指輪、薬指にもオーリングの指輪をつけていた。
声をかけたかったが止めた。
人妻には見えないが、万一を考え…
ただし、バツイチフリーのオレも左手薬指に、離婚した妻との結婚指輪を嵌めている。
購入時、10万円はしたであろう18Kホワイトゴールドの指輪…
押入れに隠していても、勿体ないから。
カツ丼が来た。
冷珈とデザートセット。
「今日もまたお祭り騒ぎだ!」
オレがカツ丼を三分の一程度食べたとき、彼女は躊躇なく後ろを振り向いてオレを5秒くらい見つめていた。
眼と眼が合ったまま。
オトナの包容力とは見つめ合うだけで安心する。
やがて彼女は支払を済ませて出て行った。
お店からお菓子の差し入れを貰って「こんなのも貰えるんだ!」と驚いていた。
お店にとって、初見のお客様であるとわかった。
このお店を利用していたら、また会えるかも知れない。
彼女も同様な思いを抱いたかも。
社会の第一線で活躍するオトナの女性。
経営層やフリーランスには野心的かつ打算的で自分の要件だけ押し付けてくる人が少なくない(オレからしたらギブ&テイクのギブだけ)。
だが、その中でも、男性に対して率直な女性は、出会いを求めているので、話しやすい人が多く、相手を大事にしようとする気遣いや優しさがある。
※端っこの雑用係しかやってこなかった一般職事務系のOLおばさんは、妬ましいまま大人になるのでとても意地穢く見苦しい。
例は、専門学校にいた50過ぎの底意地が悪い整形クソ女(准看護師30年、正看護師の雑用係)
また会えたらなあ…
専門学校の少人数クラスで、中学生意識が抜けない、ろくでもないクズガキどもばかり見てきたから、オトナの女が恋しい。