【久留米らーめん金丸】”アパホテル”及び”久留米らーめん金丸”~夜の人間模様 2017/02/22
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共著『入門 マイナンバーの落とし穴ー日本一わかりやすい解説』(毎日新聞出版)=7,000部
講演
京橋3丁目。
銀座への玄関口に、今、話題のアパホテルがある。
①華人の宿泊者がいない
②不倫カップルたちの”逆さクラゲ”と化している(それらしいのを8組は見た)
③デリヘル
深夜、ホテルやクラブ・パブ・キャバの雑居ビルの前に配置されると、様々な人間模様を見ることになる。
勘の良い(頭の良い)隊長クラスの人間は、私と同様、人間模様に着目している。
飲んでいるときくらいしか口外しない。
デリヘルについて、今晩のケース。
深夜2時半前にガタイの良い男が、20代前半の若い女を赤い車で運んできて、ホテルの前で降ろす。
女は右斜め下に視線と顔を向け、暗い表情でホテルへ入って行った。
隊長が近くにいたので、気づいているか確認するため「あれは?」と訊いてみる。
隊長は「デリヘルです。デリヘルです。」と2回真顔で応える。
「やはり気づいている」
他の隊員は気づこうともしない。
そうした感性が鈍い。
やはり、個人差が極端に出るものだ。
夜の世界のことは、夜の世界に生きる人間は何も言わない。。。
4時半、彼女がホテルから出てきた。
「疲れた」という表情ではない。
「死にたい」「もういやだ」という悲しい表情を浮かべ、待たせていた赤い車に乗車した。
何もしてやることができない。
何か他の選択肢はなかったのか…
久留米らーめん金丸。
3時半過ぎのこと。
ひとりのカワユイ客が店主と歓談していたが、私が入店したと同時にお店を出て行ってしまった。
20代前半の芸能人某である。
食券を買い、店主に「かわいいね」と話しかける。
すると、店主は「麺の硬さは?」と訊いてきた。
次いで「風が冷たいね」と振ってみると、やはりスルーされる。
入店してから2分経たないうちに完成し「金丸」が提供された。
「早いねぇ」と話しかけるが、やはり無視された。
我々、工事現場の人間はとかく「白い目」で見られることが多い。
彼らはその辺の会社員よりよほど稼いでいるにも限らず、よくわかっていない連中から身分下に見られるのだ。
隊長らと飲んでいると、そうした愚痴を聞くことが多々ある。
打ち解けると彼らは「松本さんは感じない?」と訊いてくるので、私は素直に「あるね」と回答する。
実は「差別はある」と認識している一方、「そういうものだ」と思って割り切っている。
私が高級時計(写真はブレゲマリーンⅡ生産中止モデル・ステンレス仕様・税込み180万円クラス)を巻き汚い恰好で銀座1丁目・2丁目のCartierやブルガリに入ってみたとする。
綺麗なアベックと、ブレゲを巻いた私のどちらを追いかけてくるか。
何度か、実験的に、スウェット、破れたネルシャツ、バンダナ、無精ひげ、サングラス姿で、半ヘル(単車)を持ち、フランクミュラーを巻いて、高級ブティック(ティファニー、Cartier、ブルガリなど)に入ったことがある。
追いかけられるのは当然私である。
ロレックスを最高級時計と誤解している日本人にとって、世界5大ブランドのパテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマピゲ、ブレゲ(以上スイス)、ランゲ&ゾーネ(ドイツ)など、知っている人は少ない。
しかし、巻物(時計)の価額を知ったとたん、態度がコロッと豹変した人など何人も見てきた。
そして、小池百合子ネーム入りの名刺を見ても、態度も変わり、人がウヨウヨ寄って来る。
もう慣れている。
人を見極めるうえでの判断材料にしている。
将来、公に影響を与える地位に首尾よく就くことができたときには、こうした体験をもとに、天狗にならないよう生きていく次第だ。
よほどのことがなければ、社労士も、ワーカーも辞める気はない。