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執筆・寄稿・取材（宝島社・毎日新聞社・日本経済新聞社・小学館・Yahoo!ニュース）

著書『図解とQ&Aですっきりわかるマイナンバーのしくみ』（宝島社）＝33,000部＝トーハン調べ2015/11/4週間ベストセラー単行本ビジネス書６位
共著『入門 マイナンバーの落とし穴ー日本一わかりやすい解説』（毎日新聞出版）＝7,000部

講演

【先日に引き続き、領収書が出券されない！】
今回は私の直前客の領収書ボタンを実験的に押して出券されるかを確認した上でトライ。
きちんと出てきた。
今日は設備のご機嫌がいいようだ。
では、私自身の出番。
つけめん＋ランチ肉飯を同時に買ってから領収書ボタンを押したが、うんともすんとも言わない。
タイムアウトでお釣りが出てきた。
その後も、５回、10回･･･
無反応･･･
後続客が入場してきたので券売機は諦めた。
スタッフに「領収書が出てこない」と伝えると「書いて渡します」。
持ってきた領収書がお粗末で、事業主印もなければ担当者印も押印されていない。
「これでいいですか」と手渡された領収書を、理由を伝え返却した。
やりとりを聞いていた店主が、スタッフに「印鑑が必要だろ」と私の後を追うように強く指示。
「本当に、意味わかって、スタッフに指示したのかな？？？」
この時点で「めんどくせえ」「飯を食いに来たのかストレスを貯めに来たのかわからない」
要するに、麺の提供を待っているのではなく「領収書」を待っている状態になってしまった。
「もう、いいや」
この時点で、めんどくさくなり、諦めた。
経営者・スタッフともども、基本的事項が全く学習されていないことがわかった。
恐らく、行政機関への申告は、税理士に丸投げしているか、自己流でやっているのか。
当然、労務管理や賃金計算に社労士は全く関与していないでしょう。
同じ個人事業主として苦言を。
はっきり言って、領収書の知識さえなく事業（しかも不特定の一般消費者に向けたサービス業）をしているのは、非常に「みっともない」「恥ずかしい」ことなのです。
「事業する資格がない」ときっぱりと言い切らせていただきます。
店の人気や料理の腕など、関係ない話です。
その後、担当者の自書入りの手書き領収書を受領した。
結局のところ、事業主に基本的な知識がないから、印鑑が備え付けられていないのです（個人事業主の場合、事業主印を作っていない場合はある）。
画像上の裏返した横長の用紙が手書き領収書。

何を食っているのかわからない状態だった。
ちなみに、店を出るときの店主の表情に笑顔はなく、「ありがとうございました」のトーンもいつもと全く違い重苦しい雰囲気だった。

サラリーマンは接待費などの経費を落とすときに
①レシートはダメ！
②領収書必須
と会社から言われているはずだ。
法律上は①で全く問題ない。
会社は使途を明確にするため、②を添付するよう社員に指導している。
むしろ、レシートではなく「手書き領収書」の方がよっぽど怪しいのです。
実際にお店に訪れていなくても、どっかの店で、あらかじめ貰っておいた事業主印・担当者印付の白紙伝票に、数字を入れて請求することができるからだ。

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