12月の出来事を通じて、年末に急遽専属班を離れることになった。
現場の皆さんには、三番町で無事に挨拶を終えた。

工事終了後、識行くんを連れて忘年会を兼ねて銀座でお別れ会をすることになった。
専属を離れた結果、２日連続で警備員の仕事がなくなった。
直近10月23日以後、21日連続、１日休み、32日連続勤務･･･
久々の余暇です。
そう言えば、今日はクリスマスイブでした。
銀座はクリスマスイブの休日とあって、大混雑。
識行くんは夜間に活動しているので、銀座へは土木工事の仕事以外ではこないそうで、日中の銀座は初めてのようでした。
しかも、我々は夜の銀座、赤坂、六本木、西麻布、元麻布、麻布十番がことのほか大嫌いですから(笑)

私の趣味は高級時計。
2011年と2012年、毎週のように通い、利用した銀座の案内。
BVLGARIに行ったら、当時とは、レイアウトも、時計のランクも様変わり。
レトログラードなどのトゥールビヨンがなくなり、中途半端に高額な時計が陳列されていた。
中国人観光客狙いをしているようで、店員は、私の時価総額450万円相当のフランクミュラー「コンキスタドール･キング･レッドゴールド」を目にしても、食いつきが悪かった。
その後、GINZA SIXへ移動。
ロレックスを覗きに。
デイトナの置いてあるショーケースへ。
店員（中国人）は私の時計を見るや、我々を露骨に敬遠し、持ち場であるショーケースの営業エリアから出て行き、我々は置き去りに。
店内を行き交うお客さんに客引きをかけ始めた。
非常に感じが悪いです。
「フランクミュラーを買う客は、ランク下のロレックスなど選ばない」
きっと、店員にもそうした読みがあるのだろう。
ま、我々の勝ちだ！･･･なにが勝ちなのか(爆)
識行くんが「フランクミュラーが見たい」と言うので、三原通り側へ。
私もGINZA SIX店は初めての訪問になった。
勿論、フランクミュラーでは大歓迎されました。
30分程度、店内を隈無く案内して頂きました。
そして、早めの夕飯。
識行くんは仕事の関係できちんとランチを食べていなかったんですね。
選ぶ店は「深夜の工事現場付近の飲食店」と決めていました。
我々が仕事をしている最中、仕事帰りのサラリーマンが店から出てくる姿を見ると「入ってみたい」と思うものです。
先ずはしゃぶせん２階店。
地下２階店は利用したことがあります。

5200円コース
黒毛和牛リブロース（150ｇ）

識行くんも「しゃぶしゃぶ食いたい！」と言っていたので、ちょうどよかったです。
ビルに入る前、我々が手掛けた工事現場をみて「路面舗装終わってる」とチェックも怠らず。

コースについてくる食後のデザート。

二次会は外堀通りへ移動。
２丁目にある「銀座パラフレーズ」。
工事現場の正面にあった地下の飲食店で、現場の班長と識行くんが、工事に係る際、挨拶に訪れたお店でした。
私が専属班を離れることで、今後の現場の仕切りに影響があることから、元気をなくし、かなり悩んでいた。
「良いときとは、長く続くことはあっても一生続くものではない」
私は、常に、感情移入しないようにしている。
組織の決定で、強引に異動を余儀なくされることもある。
執着心を持てば、去り際が汚れる。
彼には、そうした私の考えと「２、３日、たいへんな現場をこなせば、俺のことなど忘れるし、必ず、また、いい人（仕事ができる人）が現れる」と伝えた。
また「現場の皆さんとはやっと今月になって信頼を勝ち得た。ちょうどよいときに、班を去らなければならないのは残念だが、本日、挨拶に訪れたときに、皆さんが敬礼で迎えてくれた。ちょうど今が”ピーク”だったんだよ。よい出会いがあってよかった。また、いつか、配置されることもあるだろうし、そのときには、２級者として現場の班長をたくさんこなしているだろうから、今より価値を高めて”必要”と思わせるよ！」