飯田橋にはつじ田の曲輪がある。
目白通り沿いには「めん徳二代目つじ田」「二代目つじ田味噌の章」が並ぶ。
その裏にはひっそりと「つじ田奥の院」という煮干中華そば専門店がある。
意外と知られていない。

2016年２月11日に訪問以来、２年２か月ぶりの訪問。
その当時は「味が凪に似ている」「煮干感がキツ過ぎるのは苦手」との印象が残っている。
勿論、当時のことで、それから程なくして、逆に煮干感が癖になり、今に至っている。

①煮干しらーめん並780円
②大盛120円
食券を購入した。

煮干しらーめん大盛
チャーシュー２枚、のり、メンマ、ネギがトッピング。
麺は三河屋製麺所。
２年２か月前は、煮干感がキツく思ったが、今ではそんな風に思わなかった。
と思いきや、当時の写真と比較したら、スープがねずみ色。
食べやすいよう改良したんだ！
煮干し控えめを望むお客さんでもきっと食べれます（非常に食べやすいです）。

参考までに。
２年２か月前の煮干しらーめん

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つじ田の凄い点は「雇い入れ」
どの店もスタッフ不足で悩んでおり、営業を縮小している店も少なくない中で、チェーン展開が進んでいる点を鑑みても、つじ田は一定のスタッフを確保していると思う。
個人事業主ではなく法人経営をしている。
社保も当然完備している。
ミシュランビブグルマン西池袋を拠点とするB店のように、「修行させてやっている」と寝とぼけたことを言って、労災保険にも、雇用保険にも加入せず、割増賃金（時間外・休日・深夜業）を一切払わない店をいくつか知っている（B店については、まだ食べに行っている当時、スタッフから愚痴を聞かされていた）。
労働保険未加入は、脱税同然の完全なる違法行為であり、かつ割増賃金を払わないような反社会的な店は即刻潰すべきと思う（労働基準監督署は「労働保険未加入事業者は事業をする資格がない」と広報している）。

労働基準監督署の「署」という文字は、行政警察権を行使する機能を意味する（税務署も同じく行政警察権を行使する。警察署は司法警察権を行使する）。
行政サービスを司る「所」とは訳が違うのです。
違法業者は臨検し、経営者を逮捕又は罰金刑を課して、市場から撤退させるべきと思います。
なお、奥の院は日曜定休のようです（めん徳二代目や味噌の章は営業）。
※社会保険は、個人経営の飲食店の場合、常時雇用従業員が５人以上であっても任意加入。