【日常】松本流「風林火山」の攻め手は2つ!「1現場完結」と「権力闘争」) 2021/09/23
松本流「風林火山」の攻め手は2つ!
【風林火山】
風…一瞬の閃きで新人育成のために大抜擢したり、嗅覚で、美味しい仕事を掻き分ける
林…嵐の前の静けさ、闘いの準備
火…オレのテリトリーに紛れ込んできたベテランたちを血祭りにする
山…ノコノコ動いて安っぽく見られないようにする、加藤籠城、(加藤休工のとき)ソロ現場、姿を見せないブランディング戦略
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現場で群がり幅を効かせて新人や無名のおっさんらを威圧するベテランたち。
ベテランの中でも連勤ベテランは、全網羅的に隊員の情報を知りたがる。
まるで東スポだ。
誰がどこにシフトしているか、誰が何連勤しているか、誰が内勤から優遇されているか、若手女性隊員がどの現場にいたかなど、糞レベルの話題で盛り上がる。
権力にあやかりたい連中は、ベテランに取り入り、ベテラン勢力に加担して、新人らを制圧する。
彼らは、新人を育てないのはもちろんのこと、女性隊員に群がり、女性隊員も知名度欲しさにこいつらに媚を売り、顧客を無視して、現場の秩序を崩壊させる。
どこにでもホイホイ赴く日雇い乞食ばかりで、工事の知識は希薄で、車の誘導をカッコよく見せて、仕事ができるツラをしてのさばる。
オレは、2019年秋から新人育成に力を入れてきた。
ベテランの力に頼らない現場運営を心がけて、隊長をやってきた。
オレは、誘導テクニックはできて当たり前で、工事の知識を身につけ、時間読みにいかしてきた。
隊員満足度を上げるため、休憩回しには細心の注意を払ってきた。
隊長が現場を管理する上で、休憩回しのミスは致命傷になることを熟知している。
隊員同士、いちばん揉め事になるのは休憩回しだ。
「あいつの仕切りが悪いから休憩が回らない」
「変なヤツを交替要員に起用したから休憩を飛ばされた」
「あの隊長の現場は仕切りが悪いから行きたくない」
また、女性隊員がシフトしたときの受け入れ体制を整備してきた。
風林火山とは?
ベテランとのしがらみを作らないで生き残ったオレの”ベテラン潰し”の統治テクニックだ。
群れて壁を作り、くだらない話題で盛り上がる連中。
乱心する男女。
隊長が現場を管理する上で秩序を壊されるのが、いちばん迷惑だ。
①ベテランを半径5m以内には近づけない
②ベテランとは目を合わせない
③ベテランへの配置などの指令は全て配下の者(キャリアの浅い若手)に委ねる
④オレの統治方法や本陣の情報を見せないため、花形エリアは、育成中のキャリアの浅い隊員で固める
⑤ベテランは「新人ポジション」に追いやる
・遠島(島送り)…通行止めに分散し、群れて雑談させるのを抑止する
・カタコー…本陣と切り離されたポジションに追いやる。カタコーはポジションから離れられないから自由を奪う。ムカつくヤツは、ミスを誘発する側にシフトさせ、ミスしたら(オレがミスを阻止して)ぶちのめす
・棒振り
オレのもうひとつの狙いは、新人や目立たないおっさんたちを味方につけることだ。
彼らの目の前で、うるさいベテランどもをザコ扱いして、ベテランのプライドを潰し、オレが格上であることを可視化して示す。
彼らは、普段、ベテラン勢力に嫌な思いをさせられているから、オレの風林火山は、昨年秋の神泉町と初台では、みんな拍手喝采。
オレは大人気になった。
ベテラン勢力の人数を考察すると、うちの支社登録者260人のうち、連勤ベテラン勢力は20数人、セイシン、日勤だけのベテランを合わせても、目立つのはせいぜい30人程度だ。
残り230人
ベテラン30人と、その他230人。
数の論理で、どちらを味方につけたら、権力者になれるか一目瞭然だ。
オレは政治に関わってから13年、小池百合子顧問になって10年。
権力は数、口コミ拡散も数だ!
オレはベテラン勢力とは着眼点が違う。
ベテラン勢力は、肝心なポイントに気づかない。
しかも、連勤ベテラン勢力や、日勤ベテランたちは、セイシンのベテランさんのように結束力もない。
うわべの仲間意識でその場しのぎで徒党を組むガラスの人間関係だ。
230人は、それぞれ、世間話のレベルでつながりを持っているが、オレに都合のよい噂を拡散するには、230人の力は非常に強い。
白豚が詐欺師であることを広めるのも、230人のうち何人かが喋って、あっという間に隊員中に拡散した。
彼らは、オレの味方であり、オレを格上のヒーローとして評価してくれているから、オレのことなら黙っていても得意気に拡散してくれる。
かくして、風林火山には、2つの流れがある。
1つは、1現場で完結する風林火山と、もう1つは、隊員同士の権力闘争(政治力)に用いる風林火山の2つだ。