【新京】第10/11食 「強い松本」を奪還する

2000年10月前半…29歳秋
帝京高校時代から憧れていたトルコへ旅行した。
イスタンブール(新市街)。
背景はボスポラス海峡。
旅行から帰国後、東京支店から営業本部開発部統括リーダーとして栄転することが決まっていた。
そのご褒美だ。

「イノアックコーポレーション 松本力」
でクレジットされた特許品の大型受注を決めたのが、1999年秋(2000年初頭にパルシステムに納品)。
商品名はZパック
トルコ旅行したときは、2000年10月の時点で、福岡エフコープの採用が決まったときだった。

当時は物流改革の走りで、生協向けに開発した冷凍保冷容器。
断熱ボードがついて、折り畳み可能な容器はこの世にはなかった。
しかもボード交換可能なスペック。
今では、セブンイレブンやローソンなどで見かけませんか？

断熱ボード交換可能
折り畳みによる1/2サイズでの回収
ドーリー運用可能
ドライアイス削減
物流コスト削減(積載効率アップ) etc.
最も花開いたのは2003年になる。
それまでは、パルシステム、福岡エフコープ、コープおきなわなどで部分的に上市していたに過ぎなかったが、おおさかパルコープや東海コープ事業連合を中心に、一気に、全国生協で採用されるようになる。
2003年度最優秀営業賞を受賞し、2004年年度方針･社内交換会で、参加した500人の前で、本件成功について講演の機会を得た。
イノアックは当時、グループ会社や非正規を含めると3000人企業だった。
今は2000人？
兎に角、リーマンショック以後、減ったんだよね。

2000年秋、トルコ旅行から帰国後、営業本部開発部に栄転。
そのままの勢いで、日本全国、飛行機や新幹線移動の日々が始まる。
2001～2005年まで、年間飛行機利用は160回以上。
新婚旅行(ハワイ)も、移動、ホテル宿泊費、全部マイルで片した。
このトルコ旅行のときのオレの写真は、自分で見ても象徴的だと思う。
勢いと自信に満ち溢れている。

「強い松本」が、その当時、存在していた。

40代に入り、部下の女性からストーカーされたり、離婚したり、会社員辞めて開業後の貧困などから、松本も脆くなった。

今なんか、情けないったらありゃしない。
成功と挫折を繰り返すうちに、人の痛みに敏感になったからだ。
「強い松本」の回帰を誓った。

かんとんめん 500円

ちゃーはん 500円
2021投資額累計10200円

2021/3/29 158杯
新京 原宿店 2021利用回数11回(累計10200円)
チャーハン 500円https://t.co/BbYTRmdfax#主殿江古田#主殿東長崎 pic.twitter.com/PFK4ch75U9

— 松本(Rusty James) (@ramen_de_sinus) March 29, 2021