【まるきんラーメン 上馬店】第7食 歩行者誘導もやり方ひとつ!佐藤龍珠くんへメッセージを込めたOJT! 2021/12/17
20代前半の男の子(成人だ!)で、下田とタクローと神林翔を掛け合わせたような容姿の佐藤龍珠くん。
入隊から1か月未満。
彼は歩行者誘導のとき「警備員という職業が社会的に下に見られている」ことを実感し、警備員に特化することを躊躇していた。
オレも、本間も、同じ経験をしている。
いや、本間は、将来のことを考えているから、躊躇する気持ちを持っているはず。
オレ?
ローン完済したオレは、何も気にしていない。
警備員を見下すサラリーマンよりオレの方が上!!!
そうじゃなくて…
野沢シリーズ、今日の最終日、佐藤くんとペアで花形ポジションについたときのエピソードを書くとしよう!
オレ流の歩行者誘導を彼の前でパフォーマンスした。
「OJT」というやつだ!
規制の入口と出口の機能を果たす”車道歩行者切り回し”。
入口の機能のときは「こちらからお願いします」という呼び掛けの方がしっくり来るので、パフォーマンスを見せられないが、出口の機能のときは、違った呼び掛けがしやすい。
特に、女性をターゲットに「ご協力ありがとうございました!お疲れ様でした!お休みなさい!」と声かけする!
相手から「うん」と頷くポーズや、「お疲れ様です」と挨拶を返してくれる女性たち!
佐藤くんにも、オレと同じことをやれ!!!
と命令して、やらせてみた!
返事をしてくれる女性
挨拶を返してくれる女性
ふたりで、キャーキャー言いながら、歩行者誘導を楽しんだ。
「警備員は、確かに蔑まされているが、誘導のかけ声ひとつで形勢を逆転させることができる」
「歩行者誘導は楽しいよ」
佐藤くんも楽しそうにしていたから、何かのヒントになったと思う。
オレは「警備員が安心して仕事ができる環境作り」を泰一義に、隊長をやってきた。
徒党を組んで雰囲気を悪くするベテラン勢力を加ト班からシャットアウトし、新人中心シフトで育成する。
加ト班は、仕事のスキルが高くて、工事が早いから人気がある。
だが、それだけじゃない。
警備員の雰囲気(職場環境)のよさが売りだ。
隊長のカラー(管理能力や育成方法)がそのまま現場の雰囲気に表れる。
それが警備の現場だ。
職人、警備員の総合力でよい現場に仕上げる。
これがオレの使命(ミッション)だ。