尼崎市が神戸の東にあるから神東塗料(神東は”かんとう”と読む)というのかな

神東塗料(本社尼崎市)が水道管の認証規格「K139」をクリアしていない合成樹脂塗料を使っていたとする問題で、東京都や大阪市、横浜市などが、塗料の安全性確認のため工事を中断している。

問題の塗料は腐食防止のため水道管の外装に使用されているが、管と管とのジョイント部分では内側にも使用されるため、塗料が飲み水に触れる。

対象は神東塗料から供給された部材を使用している「ダクタイル鋳鉄管」。

法定の耐用年数40年をクリアし、錆や腐食に強く、耐震性に優れた水道管である。

神東塗料の部材を使用したダクタイル鋳鉄管で業界シェア60％を占めるクボタは神東塗料の出荷停止を受けて、11日から水道管の供給を停止。
栗本鉄工所や日本鋳鉄管も出荷を取り止めている。

この余波はうちの警備会社にも出ている。
水道管供給がストップしたため、水道管付設工事(主としてＢ工事と呼ばれる計画工事であり、入札で工期を定めて行われる水道管の更新工事)が中断。
そのため、オレの所属する事業所では、警備員稼働が例年の20％強ダウンしているようだ。

現在、工事可能なものは
①Ａ工事(緊急･維持補修工事)
･Ｒ工事(バルブ･鉄蓋の取替や高低整理)
･マンホール内の補修
②建築工事(施設維持)
主にパイプ管やメーターの新設取替撤去
③試掘(工事前に行う障害物などの調査)
④水道管撤去
⑤路面舗装(水道工事跡の復旧)
⑥保安工
･水質調査
･使用管と未使用管の切替
･汚染水の改善