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【目白 天作】第2食 本格的な日本料理/割烹”天麩羅”の作法を教わりながら”近衛コース”と”七月お好み天ぷら”を堪能(8500円)/メニュー名の由来(古地図を交えて旧近衛邸及び近衛通りを説明) 2022/07/07

“近衛コース”の由来


【近衛コース 6600円】
①先付(心太)
②サラダ
③本日のお刺身(「田のじ」から取り寄せた鮪トロ)
④活海老2尾(頭と胴体)
⑤季節の魚3種(鱚・帆立・穴子)
⑥季節の野菜4種(蚕豆・舞茸・南瓜・陸蓮根)
⑦蒟蒻
⑧御飯物(海老かき揚げ・赤だし・香物)
※海老かき揚げは4種から選択(海老かき揚げ・海老天丼・海老天茶・海老天バラ)
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【七月お好み天ぷら】
①紋甲烏賊 800円
②小鮎 1100円
2022投資額累計11830円(田のじ合算)
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目白パークマンション
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過日、パティシエのレントゲンセミヌード現場の項にて紹介したが、付近には旧近衛邸の文化財樹木がある
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新宿区下落合3丁目にあるミシュランガイド東京ビブグルマン掲載店「田のじ」(おでん割烹)と隣接する姉妹店「天作」(天婦羅割烹)は豊島区目白との区界にある。
暗渠して作られたこの道を”近衛通り”と呼び、コースメニュー名は近衛通りにちなんでいる。
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明治40年古地図
地図中の中央下に近衛邸がある
文書院の道路の対向450番地のエリアにお店がある。
赤い朱引き線のところが現在の区界であり川の暗渠だ。
この川は池袋名の由来となった丸池と谷端川と神田川と繋がっている。
20220707_202752近衛邸(明治1907)


平成15年地図
X印は交番(目白パークマンション)
20220707_202811近衛邸(平成2003)


明治・平成重ね合わせ地図
20220707_202828近衛邸(明治1907・平成2003)


江戸時代安政3年(1866年)地図
黒い線の中にある。
江戸城外だが、町奉行所支配のエリアだ。
地図上にある京都園部藩邸は川で囲われている。
丸池に繋がる。
20220707_202725近衛邸(江戸1866)


参考までに園部藩邸から丸池までを網羅した地図
丸池はホテルメトロポリタンの対向。
20220707_202843丸池(江戸1866)


江戸平成重ね合わせ
20220707_202920丸池(江戸1866・平成2003)


初めての日本料理店(割烹)の天麩羅。
店内が鉄板焼き屋みたいで嬉しくなった!


割烹と料亭の違い
料亭は個室だ。
だからこのお店は割烹だ。
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コースター
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海老の尻尾など殻入れ。
尻尾まで食べれたので不使用。
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穴子(醤油)用
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天つゆ
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【提供順】
①心太(ところてん)
②サラダ
③鮪トロのお刺身
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本日のお刺身は日替わりみたいだ。
田のじから取り寄せた
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先付
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サラダ
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④活海老頭…塩
⑤蚕豆(そら豆)
⑥活海老胴体…天つゆ
→生きた海老をその場で天麩羅にしたので新鮮、尻尾まで食べるよう勧められた
何もつけないでそのまま食べた
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塩で食べた海老の頭のから揚げ
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蚕豆
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⑦鱚(きす)
⑧舞茸
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⑨南瓜(かぼちゃ)
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⑩陸蓮根(おくら)
⑪帆立
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帆立は火傷に注意!
ジューシーな汁がころもの中に潜んでおり、噛むと熱くて汁が飛び散る
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⑫穴子…醤油用と天つゆ用
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⑬蒟蒻
味噌田楽です
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⑭天バラ・赤だし味噌汁・香物
御飯物は以下4つから1択
海老かき揚げと海老天丼と海老天茶(お茶漬け)と海老天バラ(混ぜご飯)
物珍しい天バラを選んだ。
天茶には赤だしがついていない
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絶品です。
海老がプリプリしていてすごい旨い!
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⑮紋甲烏賊(もんごういか)…紫蘇巻き・海苔巻きから選択
料理長のおススメで紫蘇!
オレも紫蘇がよかった!
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⑯小鮎
塩につけました
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わぁ、8500円!
17:15入場したので、無観客試合でした。
ひとりで貸切。
天麩羅料理のコースの流れ、食べ方など作法を教えてもらえた。
ずぶの素人なので(笑)
よかったです。
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