始業式の訓示

校長の訓示
「そろそろ、みっともない身だしなみをやめて、清潔な服装(髪カラーを含む)にしなさい！」

①２年生は新１年生の手本になる立場
②２年生は目前に就活を控えている

特に、奇抜な髪色について、執拗に注意していた。

校長の訓示はご尤も！
大人のオレは「頂かれ女子」や「出し子男子」みたいなガキとは一緒に歩きたくねえし、話すのもイヤだね。
会話の水準が合わないし、仲良くなんかしている姿を他人に見られたら、恥ずかしいって。

校長は
「学生の本分である学業に専念し、やりがいのある会社に就職し、職業人として成功者になって欲しい」
とも繰り返した。

ちょうど、そのときに、偶然なのか、意図的なのか、学年主任がオレを見たから、思わずオレは自分に指差して「(成功者とは)オレのこと？オレのこと？」
とおどけて見せた(笑)

校長の言う成功者とはお金持ちになることではない。
トリマーとして腕を上げて、充実した社会人生活を過ごす人を成功者と定義していた。

オレみたいに50歳で人生ノルマをクリアしてしまう人間も成功者だが、かなり異質だ。
校長の考えは、オレの考えと同じ。
好きな仕事を通じて充実した日々を送れる人は紛れもない成功者だ！