【地域史】建設当時の都民から反対意見が上がらなかったことも「歴史の1ページ」・・・2040年度完了を目標とした日本橋川の高速道路撤去と景観改善工事 ★2025/10/6(月)7:36 2025/10/06
撤去完了まで生きていれば70歳(ヤダヤダ)
日本橋交差点から撮影した日本橋(日本国道路元標地点)。
日本橋川に架けられた首都高サンルーフ(神田橋JCTから江戸橋JCTまでの約1.8km区間)は1964年東京オリンピック開催に向けて、1963年に完成した。
現在、2035年度の地下トンネル完成、2040年度の首都高サンルーフ撤去を目指して地下化事業が進行中。
工事が完了したら、日本橋川は、77年ぶりに景観が改善される。

1964年東京オリンピックに向けて急ピッチで首都高が築かれた当時、都民から特に反対意見はなかったという。
それもまた歴史の1ページだ。
※西河岸橋から撮影(築地に移転する前は、日本橋に魚河岸があったことから、その日本橋の一つ西にある橋として西河岸橋と呼んだ)。

外堀(戦後の瓦礫を遺棄したため暗渠し外堀通りとなっている)と日本橋川の合流部に架けられた一石橋(西河岸橋から撮影)。
現在、首都高の地下トンネル工事に伴い、架替工事が行われており、下流側の歩道が撤去工事中(2027年3月完了予定)。
歩行者は、日本橋川に沿って常盤橋まで迂回し、外堀通りに戻る必要がある。

【街の整備】(4/5)
🛣️大会開催に向けて羽田空港と主要な競技施設が結ばれたほか、日本橋などの河川の上空には首都高が通った。首都高は論争がありつつも効率的な都市交通の骨格となり、現在も東京の道路網を支えている。… pic.twitter.com/Z8k5TLVn6s
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) October 10, 2025




