【女性活躍推進法 平成27年2月20日閣法第8号】1. 法案提出の理由(20/30プロジェクト小池百合子)【法案提出理由】 2015/09/24
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法案提出の理由【平成27年2月20日閣法第8号】
理 由
女性の職業生活における活躍を迅速かつ重点的に推進し、もって豊かで活力ある社会を実現するため、女性の職業生活における活躍の推進について、その基本原則を定め、並びに国、地方公共団体及び事業主の責務を明らかにするとともに、基本方針及び事業主の行動計画の策定、女性の職業生活における活躍を推進するための支援措置等について定める必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。 |
女性活躍推進法の経緯
写真は20/30プロジェクト。出版記念パーティー(平成25年10月31日ホテルオークラ東京別館アスコットホール)
平成27年2月20日、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案(閣法第8号)」が内閣より提出された。
この法律の立役者は小池百合子衆議院議員である。小池代議士は、自らがダイバーシティの先駆者であり、日本における女性の地位向上が遅れていることを長きに亘り懸念してきた。そこで、女性議員を結集し、平成25年秋、『20/30プロジェクト』を監修し、国会議員の女性比率を2020年までに30%にすることを目標に掲げた。この提唱をもとに「女性の管理職比率30%」を安倍晋三内閣総理大臣に進言した結果、内閣の政権公約として扱われることになった。