ブログ

カテゴリ

アーカイブ

【日常】「Gなんか辞めちまえよ!」…仲良くなった鳶の親方(経営者)とのリフォーム話 2022/06/29

実力に見合った環境へ(アドバイス)


ある内勤が可愛がられているお客さんで、冬に「火消し」のためにシフトした取引先に、先日、久しぶりにシフトした。
DSC_0019


内勤「今回は2日とも行って欲しい」と懇願された。


当該取引先には、お抱えの足場屋さんがある。


作業のための下準備を終え、一段落ついたところで親方(社長)に挨拶した。


はにかんだ表情で「暫く来ない間、いろんな資格者が来てたよ」


親方は不満そうにしてそう言ったように見えた。


「鳶さんの警備員クレームが責任者に伝わり、内勤からオレに行くよう指示が出たのかも知れない」


定かではないが、一つの考えとして想定した。


足場関係の話題から、リフォームの話題になった。


親方は大手ハウスメーカーからマイホームを購入して10年が経過した。


外壁は砂利柄の特殊デザインで、塗料はフッ素仕上げの15年保証。


先日、担当が、メーカー保証を受けるための10年点検に向けた下見に訪れたとき、傷みが激しいという診断を受けた。


「正式な点検費用は約125万円、サイディング張り替えと塗装やり直しにかかる費用が約850万円」


親方は「話(15年保証)が違うだろ!」と憤慨して放ったらかしたままらしい。


親方が
「今、低金利の商品を紹介されて0.174%(? 忘れた)で融資を受けれるよ」


オレ「え?それはリフォーム費用のローンのこと?」


親方が「うん」と頷いたので「オレ、現金でやっちゃう」と答えた。


親方と職人がビックリして「現金てなに?」
「現金を振込するっていう意味で…」


「ガードマンてそんなに儲かるの?」


「警備員の他に、社会保険労務士をやっていて(以下、経済力について伝える、内容省略)」


「えっ!」てな話になった。


親方と帰りに名刺交換した。


そのとき「G(うちの警備会社の名前)なんか辞めちまえよ!」って(苦笑)


彼は40人規模の社員を雇用している経営者だ。
足場はフリーランスをかき集めて事業を行っている会社や、2、3人でやってる会社が多いのに、彼はたいしたものだと思う。
そういう人だから、当たり前の反応を見せたと思った。
「Gなんか」…うちの警備員の質が悪いからだ。


「工事現場の関係者も、ガードマンも、あなたの経歴や水準に合わないでしょ?」


「階層」のことだ。
「上にいる人が、下の人の下に行ってはならない」


そうアドバイスされ、今度、遊びに行くことにした。