開演時刻数分遅延し、飯野カンファレンスセンター４階会場に到着。
ちょうど開始直前。なんとか間に合いました。
本日、福田峰之代議士の講演は”官民データ活用推進基本法（ビッグデータ活用法）”の理念について。

福田代議士は、行政機関・自治体が保有するデータを匿名加工化することによって民間に開放し、利活用を推進するビッグデータ活用法の立案者のひとりである。

ポイントは個人情報保護法2000個問題。
今回の法制化において、市区町村は努力義務にせざるを得なかった。
現在、国の所管する保護法は①行保法（行政機関個人情報保護法）、独保法（日本年金機構、国立病院などに係る独立行政法人等個人情報保護法）、個人情報保護法（民間・自治体）がある。ただし、自治体は独自に個人情報保護条例を規定しており、それぞれを統一することはなかなか困難な状態にある。
ただ、福田代議士のおひざ元である横浜市は、率先して「官民データ活用推進条例」の制定を検討している。
個人情報を匿名加工化するとはいえ、万が一のことを懸念する自治体は少なくない。

非協力的な所管大臣・主務大臣がいる場合を想定し、IT戦略推進本部長は内閣総理大臣を据えた。

私はデータ活用を推進しようとしている企業へコンサルティングをしている。
法改正の情報、解釈をいち早く伝え、IT企業の新商品・新規ビジネスにお役立てする立場にいる。
勿論、匿名加工情報・非識別加工情報の解釈についても、法案の段階で、すでに終えてコンサルに当たる。
福田代議士とは、マイナンバー、ビッグデータ活用に関する情報交換をさせて頂いている。
代議士講演後、「法令もろもろ（制度解釈や国の将来像についてご教授）宜しくお願いします」と挨拶に伺った。