【テレワーク1】社会保障費増加を取り巻く社会情勢と国家の動き 2015/01/21
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社会保障費増加の原因
- 少子高齢化の進行
- 女性の社会進出等による晩婚化と男性の生涯未婚率の上昇
- 家族介護を要する現役世代の増加傾向
- 晩婚化による親子の年齢格差からみる将来の家族介護を要する労働者の若年化傾向
- 一人っ子夫婦の増加からみる将来の「夫婦で4人介護の時代」の到来
- 正社員比率の減少
- 介護職員過不足問題
わが国の労働力人口の減少はますます進行すると同時に、国の医療・介護・年金等の社会保障費負担は増加の一途を辿ります。
他方、政府・大企業等のトレンド
- 近年、社会保障費を負担する労働者の雇用継続や、就労支援を促進する目的で、ワークライフバランスやダイバーシティ、テレワーク、クラウドワークス等、多様な働き方を受け入れる土壌作りが国を挙げて提唱されている
- 労働者の雇用継続のみならず、BCP(事業継続)対策や、コスト削減の観点等から、大手を中心とした一部企業も、これらの労務改革に着手し始めている。
内閣府、厚生労働省、総務省、経済産業省などがそれぞれ動いていますので、今後、一層加速します。