夜は新川に予定が入った。
八重洲通りを真っ直ぐ行くと目的地である。
要するに「麺や七彩」を通過するルート。
自宅を出るとき、麺や七彩に行くと決めていた。
しかし、、、
目白通り目白坂（文京区関口）を下るところまで、日本橋方面へ行く気持ちは変わらなかったのに、新目白通り交差点を越えて向かった先は武田シェフのお店「BASSO」だった（笑）
昨晩に続いて本日も３号店。
自転車を置いて店内を見ると、お客さんが居らず、寂しそうにしているシェフ。
シェフがこちらに気づいた。
嬉しそうな顔をしていた。
カウンターに座って、昼の件について、愚痴った。
俺「しな中で大チョンボ２回立て続けにやられてさ…」
シェフ「担当者切替のときに起こりがちな」
俺「１回目は、茹で上がって冷やしたつけそばを器に移そうとするとき、全部、地面に落っことしてさ」
シェフ「え！（血相が変わった）。いい加減にしろって、（２号店に）キツく言っておきます！」
俺「今日は初めて”並”を食べた。俺が言い間違えたのかもしれないけどさ」
シェフ「だって松本さん、並を食べてるの見たことないですよ。普通、店員が聞き返しますよね？」
俺「でしょ？カスガッソやシェフなら、もし、いつもと違うことをやったら聞き返してくれる。もちろん、ユーシンは尻ぬぐいする側でさ。全然、足りなくて、ムカムカして、松屋に行こうと思ったけど我慢して。起きていると食いたくなるから夕方まで寝てやり過ごした。これ以上続くと、信用できないし、都度、怒るのもね、めんどくさいでしょ。行かなくなりそうだよ」
そこから、今度は武田シェフの身の上話や、ビックリすることを教えられた･･･
なんと、ユーシンが７月いっぱいで退職してしまう。
仙台でお店を構えるそうだ。
慰留しても本人の「意志」は非常に硬く、引き留めようがないそうだ。
俺「でも、どうして、東京ではなくて仙台？出身地？」
シェフ「血縁は東北出身（詳細は伏せる）みたいですけど･･･」
冬に、２号店から、カスガッソと助手の恋人が突然姿を消し、シェフが江戸川橋に異動し、夏にはユーシンがいなくなる。
職人の育成以前に、人手不足が深刻ではないか？
俺としては、しな中からユーシンがいなくなると、、、
今でさえ、大チョンボのデパート状態なのに。
ま、そう言ったところで、BASSOは社労士としての顧問先でもない。
だから俺がどうこうできるアレでもない。
なるようにしかならないのだから、あまり感情移入するのはよそう。
今晩は、煮干しつけそば中盛をオーダー。
シェフによる盛り付け～提供シーン動画。

つけ汁はしな中の煮干しつけそばと相違し、赤みを帯びている。
背脂がスープの下に沈殿している。
背脂は甘味があるが、しな中の煮干しつけそばよりも量が少ないので、汁本来がもつ味が強い一品になっている。

味玉はいつものサービスですが、汁の中に大きなはチャーシューが３枚。
これ、サービスだよ、きっと。

【データベース】
【麺】
①中華そば（並・中） 800円
②煮干しそば（並・中） 800円
③煮干しつけそば（並・中） 800円
【トッピング】
①特製トッピング 200円
②チャーシュー 200円
③味玉 100円
④メンマ 100円
⑤のり（6枚） 100円
⑤大盛 100円
【飲料】
①ソフトドリンク 150円
②ビール（中ビン） 500円
【営業時間】
昼の部 11:30～15:00
夜の部 18:00～21:00
定休日 月曜日（月曜が祝日の場合は翌日）
【住所】
新宿区山吹町130