本日まで３日間の特殊警備。
別の警備会社からの委託現場。
駐車場警備だ。

かなりハードルの高いお客さん。
来賓は大会社の役員クラスばかりで、基本的に外車やレクサスの誘導だ。

委託元の警備会社は、当該クライアントに対して、いろんな警備会社に委託している。

①来賓に対して挨拶ができない
②見てくれが暑苦しくて不潔(中高年のおっさんだ)
③検定資格者(２級)を指定してオーダーしているのに、駐車場満車時、並び待ち車輌の誘導に失敗する
※予め駐車場から出て行く車輌と、並び待ち車輌との入れ替え方法を決めておかないと崩壊する
シミュレーションしないで誘導にあたり、ピーク時駐車場と出入口の道路を大混雑に陥れて、出禁にされている警備員が多数いるのだろう

内部の職員さんから、昨夕に聞いた話では、以上の理由から、他社の警備員が軒並み出禁にされているという。

オレは、昨秋のお彼岸にシフトした経験がある。
そのとき、責任者から、ネガティブワードばかり、要するに何かにつけて「あれはダメ」「これもダメ」のオンパレードでうんざりしてしまい、内勤には「二度と行かない！」と伝えていた。

ところが、委託元から昨秋に引き続きうちの警備会社に仕事が振り分けられ、またしても内勤がオレに白羽の矢を立てたのだ…

内勤は
「そこの現場は、うちの会社では松本さんしか行かせたことがない」
「お客さんから、高い要望があって、松本さんをそのままシフトさせるのが無難と判断した」
「(支社長と内勤３人から言われたことに)他の警備員は入れたくないので断らないで３日間やって下さい」

責任者はオレのことを覚えてくれていて、昨秋とは打って変わってポジティブワードの連発でビックリ。
もの凄くよくして貰った。

「暇な時間帯は椅子に座って休んで下さい」とパイプ椅子を用意してくれたり、午前と午後の中時間には、毎日、おやつの差し入れ。

初日の帰りに「３日連続で来ます」と伝えたら喜んでくれて「荷物置いていっていいですよ！」とか「雨が降るから！」と早めに上げてくれたり(間に合わずに土砂降りの雨に打たれた)。

とても有意義な３日間でした。