自己変革

「将来的な経済不安がない」
たがら、住宅ローン完済前までのように、将来不安や危機感に押し潰されることはない。

オレは自分のことをそう分析していた。

それは大きな間違いだった。
オレは自分のことを知らな過ぎた。

「とりあえず、安定しているから、のんびりやろう」

お役所感覚な生き方はムリだ。

刺激や変化がなく、漫然と生きることは、オレにとって「時間の無駄遣い」だ。

確かに、過去を振り返ると、トーヨーカネツやエア･ウォーターを退職したときも、変化や刺激のない毎日がとても不安だった。

その不安の根底にあるものが「結果を出さなければ会社を辞めさせられ生活できなくなる危険がある」という危機意識と思い込んできたのだ。

将来不安や危機感の正体は「収入面の不安」なんかではなく「時間の無駄遣い」にあったのだ。

現状打破
現状のままなら、生活は安定し、経済的な将来不安はない。
そんなことより、つまらない日常をだらだら過ごすことが死ぬほどイヤだ。
自ら新たな行動を起こして、現状を変えようとしなければ、何も変わらない。
自己変革のためには、新たなチャレンジしかない。

ケイコとマナブ…「趣味」は潰し。
自分を追い詰めて、変えるしかない。
「まあ、いいや、とりあえず、半年くらい」みたいな生き方をオレはできないのだ。