ちからセンセーイ！

夕飯時より早めの夕飯。
お客さんは疎ら。

「どうぞどうぞ」
中に通された。
お代前払いして。

食事中、女将が「千川通りで事故があって火事になってて」

テレビ報道されたみたいだ。
事故ではなく、タイヤ炎上による車輌火災で、千川通りが大渋滞したらしい。

火災エリア周辺のスポットの話題を振った。
「この辺りのミニストップ脇は、昔、複数あるエンガ堀に繋がる水源地(湧水)だったんだよ。千川通りは鎌倉街道中道で…」

女将が「うちの店に来るお客さんの中に、暗渠を見に来たっていうおじさんが結構いるの！」

都内にはたくさん暗渠があるのに、暗渠マニアにとって、目黒の三田用水暗渠と並び、東長崎･江古田･大谷口上町･小竹向原エリアのエンガ堀暗渠は超絶人気の香ばしい秘境スポットなのだ。

女将が要町出身らしく、ここから地元の郷土史の話題で盛り上がってしまい、結局、35分も雑談して、お店に50分も居座ってしまった！

「大谷口九龍城」…メモとってるしＷ
※日大医学部寮裏にあるバラック跡地…ここもまたエンガ堀に繋がる水源池だった。戦後、勝手に池を埋め立て不法に住み着いた連中がスラムを形成した。
現在、木密不燃化事業でバラックを解体して板橋区営住宅になっている。
もちろん、不法占拠した連中と子孫がただ同然で住み着いている。

オレのブログ記事の中で人気No.２
大谷口九龍城の今と昔

http://www.nihombashi-sr.com/2019ramen-38

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