不愉快な会話

満席の店内、たけし夫妻からもう松茸を食べたか？って聞かれた。
１か月ちょっと前に木曽路で何度か食べたって話題、散々しなかったっけ？

女将「専門学校で、女の子たちから高級料理の話題で盛り上がるでしょ？」
オレ「冷ややかだよ。せいぜい、バーミヤン、牛角、焼肉きんぐ、回転寿司ランクのものしか食べ物を知らないし。だから話題にしない」
女将「そんなことないでしょ？」
オレ「そりゃ、飲食店の方々相手なら盛り上がる。でも、ガクセー、サラリーマンに話をしても会話が通じないから。ロブスターって何？和牛とホルスタインって何が違う？って、そんなレベルの知識だよ」
女将「そんなことは…」
オレ「いいえ、世の中にはいろんな人がいます。飲食店にはグルメが来ますが、一般社会ではそうじゃない。大多数には嫌味にしかなりませんよ。オレの経済力をひけらかすことにしかならないし、食べ物の知識もないし、反発を買うし。オレの身近にはグルメの人もいないから、浮世離れした話題ですよ。ましてや、高学歴で、高キャリアで、高級時計巻いて、社会人学生やってるだけでも妬まれているのに…」
たけし「松本さんなら、相手のレベルにランクを下げて、会話ができるでしょ？」
オレ「一体なんのためにそんなことする必要があるの？オレは余計なことはしない。一切ネタにせず黙ってますけど。自分のランクを下げてまで話題作りする必要がありますか？性的な下心や承認欲求の強い奴なら媚を売ってでも相手に取り入ろうとするでしょうが、オレは大衆迎合するつもりはないですよ」
たけし「(一泊置いて考えてから)確かに、ムリに話題を作るのは余計なことですね」
オレ「誤ったシグナルを相手に送りかねない。社交辞令であるとは読み取らず、オレを格下扱いしてつけあがり、高飛車な態度で、オレのプライバシー領域に土足で踏み込まれかねない。バラエティ番組の司会進行役のお笑い芸人じゃあるまいし、なんのために、格下を自分よりも上の地位に持ち上げる必要があろう？人間性であれ、経験値であれ、金品仕事であれ、性欲であれ、何かしら得られる相手ならまだしも、何も欲しいものがない連中相手にそんな余計なことをしてまで仲良くなっても、良いことなんて何一つないと思うけど」

大あつ 1050円
2023投資額累計97500円