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【目白 天作】第3食 高級天婦羅店の品格とマナー「近衛コース6600円」 2022/07/20

青田さんとの有意義な90分


今宵、ゆっくりしながら食べたくて、今月2回目の”天作”訪問。
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17:15、いつものように、警備帰りの寝巻き姿で通りがかった。


「他のお客さんが不愉快になるから正装して出直した方がよい」


警備員カラーからの脱却/自分のステータスに見合う姿を意識して即時の入店は取り止めた。


帰宅後、シャワーを浴びて正装(ヴァシュロン・コンスタンタン)!
社労士モードで天作にリターンした!
それにしても疲れた顔してるよ。
※正装の件では板長との会話の中でのオチがある。
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【近衛コース 6600円】
①先付(心太)
②サラダ
③本日のお刺身(「田のじ」から取り寄せた鮪トロ)
④活海老2尾(頭と胴体)
⑤季節の魚3種(鱚・帆立・穴子)
⑥季節の野菜4種(舞茸・隠元豆・南瓜・陸蓮根)
⑦蒟蒻
⑧御飯物(海老かき揚げ・赤だし・香物)
※海老かき揚げは4種から選択(海老かき揚げ・海老天丼・海老天茶・海老天バラ)


2022投資額累計18430円(田のじ合算)


前回との具材の違いは蚕豆(そら豆)が隠元豆(いんげん豆)になったこと。


女将はお隣(田のじ)でお会いしたことがある人、板長はオレのことを覚えていた。
先日は寝巻き姿だったのに…
帰宅後「近衛コース」の由来についてオレが電話したことも覚えていましたよ!


先付けの心太(ところてん)、サラダ、大根おろし、天つゆ
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先付けを後回しして、サラダから食した。
さっぱりした味…とても美味しい。
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先付けのところてん(心太)(画像)


ここで、板長から話しかけられた。
「私はもう70歳で、そろそろ引退しようと考えていて…」
「オートバイ(スクーター)に乗るんですが、そろそろやめようかと思って…」
「これからやりたいことを見つけて余生を過ごしたい」


先日来たとき、オレの現在のことを話したのを覚えていたからだ。
今日も話の流れで改めて話題になった。
オレの年収の話題のとき、向こうの子連れファミリーの妻がビクっとしたのが視界に入った(汗)
オレの稼ぎが旦那に勝ったんだな。
めんどくせえ…
焼酎バシバシ飲んでるし…
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お隣の田のじから取り寄せたトロ刺身(画像)


ここで、向こうの子連れファミリーの妻が割り込んできた!
━━━(゚∀゚).━━━!!! キタ
「大将、又聞きしたんですが、オートバイ乗るんですか?」
「うちの亭主が3台持っているんですよ!BMWと…」云々
始まったよ、メジローゼ大企業妻の負けず嫌いな対抗心と自慢話!
うぜえ酔っぱらい。
だから酒はダメなんだよ。
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活海老2尾(画像)
頭は塩で、本体と尻尾は何もつけないで食べる!


「他の有名な天婦羅屋さんでは天つゆに浸けなくては食べれなかった。活海老との違いを知りました。”臭い”です。死んだ海老は臭うから」


ここでだよ、メジローゼの大企業妻が間髪いれず、脊髄反射で割り込んできたよ。
当て付けがましい、お行儀の悪いでしゃばり女(呆)
まさに成金の妻。
旦那の稼ぎがあって、テメェが今ここで天婦羅食わして貰っている自覚さえないバカ女房。


メジローゼ妻「ねえ、大将!うちの息子は天作以外の海老は食べないって言うんですよ!」
小倅「うん、食べない!」


ヤダヤダ。
“個”(プライバシー)を守れない客っていうのは…
というか、又聞きして割り込んでくる、しかも、他のお客さんを不快にさせるのは、このおばさん個人の人間性と酒癖の悪さの問題だ!
来るなよ、場違いだから。
テメェの身分に相応しい立呑屋とか鳥貴族とか日高屋とかいきなりステーキに行けよ。
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バカ女
オレは無視を決め込んだ。
板長が「生きている海老は爪が開くんですよ」
以下の画像をみて。
ピースしてるでしょ?
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育ちの悪い成金メジローゼ。
勝ち誇った気分になったようで、やっと黙ったよ。
頑張って35年かけてローン返済してろ。
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舞茸と鱚のセット
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隠元豆
前回はそら豆でした。
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熱のこもった南瓜(かぼちゃ)
板長から「熱いです」と事前に注意喚起あり!
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ホクホク
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帆立(海苔巻き)と陸蓮根(オクラ)のセット
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帆立のジューシーな汁が高温なので気をつけて食べよう!
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ホクホクだ!
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穴子は醤油と天つゆ2パターンで食べる。
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醤油用
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天つゆ用
オレは塩とそのままの2パターンで食べた。
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天婦羅のラストは蒟蒻とヴァシュロン・コンスタンタン!
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たくさん余った大根!
今日の女将は「美味しいので大根だけで食べれますよ!」と声をかけてくれた!
前回も「もったいない」と思いながら残した。
理由は周囲の目!
さもしく見られると思って…
このお店の大根は苦味も刺激もない。
甘い味がして食べやすい!
完食したぜ!
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その後も板長さんがひとり客のオレを気遣って雑談してくれて、名刺を渡して。
板長は青田さん。
生きている海老の殻剥きをしています。
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海老の天ばら、赤だし味噌汁、香物
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ここで、青田さんに本日のエピソードを伝えた。
「17:15、寝巻き姿で店に入ろうとしたが、高級日本料理店の品格を考えて、一旦帰宅して正装して出直した」


青田さん「ありがとうございます!」


「時計もきちんとしてきたんですよ。ヴァシュロン・コンスタンタンって高級ブランドで300万円弱します!」
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今度は、メジローゼだけでなく、新たに隣に来た30歳くらいの予約アベック客がビクッとしたよ。
人がいない時間に来ないとダメだね。
ガラス張り過ぎて。
隣の話題に首突っ込み過ぎだよ。
ちなみに、オレは他の客の会話は聞いていない。
オレとメジローゼの旦那と小倅以外の客は間違いなく耳をダンボにして隣の会話を聞いているからビクッとするのだよ!
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