これがオレの本当の姿

今日は東武百貨店→西武百貨店の順に、ポールスミスのジャケットコート探し！
ターゲットは、合わせるのが難しそうなこの色だ。

西武百貨店で教えて貰ったが、ポールスミスはブランドが派生しており、日本法人には「ポールスミスコレクション」というブランドがあるそうだ。
西武百貨店はポールスミス本体しか扱えず、コレクションブランドは東武百貨店に独占権があるので、西武百貨店には置いていないそうだ。
在庫を調べることは可能らしく、その場で調べてくれたが、着こなすのに難しい色合いだから、もともと生産数が少なく、現在、東武百貨店やネット店舗は完売、東京では高島屋タイムズスクエアに２着あるのみだった。

ここから、似たようなカラーのジャケットはないか、他のアパレルブランドにも捜索範囲を広げて、東武百貨店にUターンした。

COMME CAで面白いコートを発見した。
生地はアンゴラ(兎)の毛皮。
現在、頭数が減っており、来年から扱うことができなくなるという。

在庫は展示品１着のみ。
品名はアンゴラウール･イタリアンカラーコート(ブラウン)
値段は86900円。
マフラーやらなんやらあれこれ他のものも売りつけようとするが、たくさん持っているから断った。

一般的なサラリーマンが65乃至70歳でやり遂げることを、オレは50歳でやり遂げることができた。
高級スーツや装飾品がオレの成功を立証し、オーラ(威圧感)を後押しする。

クラスメイトはオレのライフステージをわかっているから「さもありなん」と思っている節がある。
長く一緒にやっていると、オレへの免疫力もあるし、知らず知らずのうちに安心感や信頼関係が出来上がっていたのだろう。

ただし、よそのクラスや２年生、教員の一部は違う。
ジロジロ見たり、絶句したり、道を開けたり、焦点が定まらず目が泳いでフリーズする男女学生の姿。

「何でこのおじさんは学生やってるのだろう」と思っていた彼らの疑問に応えた。
在籍９か月にして、オレは自らの化けの皮を剥いだ。

一番イメージするのは、オレの仕事をしているときの姿(成功者)だろう。

社会で活躍してきた大人の男の自信と余裕…
これから社会に出ようとする学生への鮮烈なメッセージだ。

そうだな、彼らはオレが自分の両親と同世代であるとはイメージできていない。
オレの見てくれが若いからだ。

オレと両親を対比して欲しい。

会社に勤めて、結婚して家庭を作って、マイホームに住んで、家族の絆を深めて…

依存心に満ち溢れた日本の典型的な社会人モデルや家庭モデルに一石を投じる。

盲目的に信じてきた理想のモデルに疑いを持て！
独立心が強い人には多様な人生が待っている。

そうそう、この色合いは、マフラーしない方がシブいことがわかった！