日本橋浜町での商談が、思いの外延びてしまい30分超過。
商談後、元彼女のマンション前を通過し、甘酒横丁の裏道経由で水天宮前へ。
三越前で銀座線に乗換。
あのさあ、ひょっとして、銀座線三越前駅より日本橋駅の方が近いだろうに。
結局、銀座着は11:08。
○銀座篝は11:00開店
○むぎとオリーブは11:30開店

むぎとオリーブならば確実に開店と同時に入れる。
でも一度食べている。
どうしよう。
11:00開店のお店なので、並んでいるだろうなあ。
銀座篝に決めた。ということで、B１出口から銀座４丁目の篝へ。少し迷いながら11:12現地着。

既に第一陣は店内にいるようだ。
それにしても17人待ちだわ。女性数が男性数を上回っているようだ。

待ち時間中、店員（自称「見習い」さん）が、列び客にオーダーを聞いて回る。

私は「鶏白湯SOBA 並 950円」を頼む。そして「このラーメンに合うトッピングは？」と聞いてみた。

「京都産たけのこ 250円」と「季節の野菜 380円」が女性から人気があるそうだが、「私のような見習いのまかないは端っこしか食べさせてもらえませんが、一番のオススメは国産豚チャーシューです」とウケ狙いのレスポンス。

「国産牛ローストビーフ400円」に惹かれていたのだが、ならばと思い「国産豚チャーシュー 350円」をオーダーした。
すると、我々の会話を耳にした前列に並ぶ女性が、「見習い」さんを呼び止め、追っかけで国産豚チャーシューを頼んでいた(笑)
宣伝効果恐るべし。

篝の２階も「旨美麺　築一」というラーメン店。
篝のように長蛇の列はできていないが、新メニュー北海道産「帆立塩ラーメン880円」をコマーシャルしてる。築地から直送した帆立や海老を使った帆立白湯らぁめんや海老赤湯らぁめん等のメニューがあるようだ。

12:08、ほぼ１時間待ちで漸く入店。

店内はコの字型で計８席。
日本料理店のような内装（割烹）。
狭い店を日本料理店さながらの服装の店員が動き回るのでとてもアンバランスな感じがした。

店内は女性客一色。
後続客のサラリーマンが、自称見習いさんに「麺硬め」を念押ししていた。
「え、麺がスープを吸い込むパターン？？？」
きちんと彼の注文を事前にキャッチしとけばよかった（麺硬めが好きです。）

それから、３分程して、薬味が出された。
おろし生姜、フライドオニオン。

私より先に入ったお隣のサラリーマンに煮干醤油が提供されて、更に待つこと３分。
鶏白湯SOBAが出てきた。

初めて食べるので、味を変化させたくない。薬味はレンゲに入れたスープに溶かして味わうことにした。

確かに麺は柔らかい。
麺を箸でごそっと持ち上げることができる。すると、一気にスープがどんぶりから引いていく。
要するに麺量に対してスープが少ないのだ（麺が吸ってしまった量も多いだろう）。

女性客がスープについて質問しているのが聞こえてきた。
「ポタージュ」と自称見習いさんが答えていた。

「へー、ポタージュかあ。」
鶏チャーシューの下から茹でキャベツが出現。
これが一番うまい！

そんなこんなしているうちに、店内は20後半～40半ばの男性サラリーマンだらけに。
さっきまではなんだったんだ。完全な模様替えだ。
っーか、こやつらは仕事を１時間以上サボって並んでいるのだ(笑)

働かなくても金が貰えるし、役職を与えられたら偉くもなれる。普通ならば、サラリーマンは辞めたくても辞められない。

かくいう私は、脱サラ後の１年間は、facebookなどを通じて順調に収入を得た。
しかし、その後１年以上、頼る当てさえない拷問のような日々を過ごした。
来る日も来る日も、生活苦と先行き不安に苛まれながら、希望を捨てずに努力して、なんとか自力突破した。
その結果、今日がある。
私は、いちばん苦しい時期に、営業行為（広報･紹介による場合を除く）をやめた。焦ってバランスを崩したからだ、このように焦っているときは、詐欺に遭うなど恥の上塗りになる（実際に２人から詐欺に遭った）。

法令解釈に専念した。
すると、blogと自費出版をみた方々がその成果と精度を評価し、私を持ち上げてくれた。
営業せず、成果物を高く評価され仕事を依頼されるのはとても幸せなことだ。
これこそ、理想であり、真の実力である。

私はサラリーマンには二度と戻りたくない。
理由は他人の手のひらの中で命運を握られ、人生を悪さ（左右）されたくないからだ。そして、自らの財産にもならないからだ。

なんて、話題が脱線しましたが、ラーメンの感想。
とても上品で、食べやすかったです。チャーシューは美味しかったですが、350円払い別注してまでは･･･と思いました。

でも、改めて、私は醤油が好きであることに気づいた。そして、スープまで飲み干しても、満腹感はない。

次回は並ばずに済む時間を見計らって、煮干醤油そばにチャレンジしよう。

これから銀座６丁目「むぎとオリーブ」に行って梯子します。