【ダブルワーク】はじめに：副業（ダブルワーク）～マイナンバー制度施行に当たって知っておきたい税・労働社会保険の基礎知識 2016/04/24
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副業（ダブルワーク）～マイナンバー制度施行に当たって知っておきたい税・労働社会保険の基礎知識
マイナンバー制度の施行に当たり、「働き手が来なくて困っている」（事業者）、「副業がバレる」（従業員）という声を聞くようになりました。
確かに、特定個人を確実に識別することのできるマイナンバーを導入することによって、行政機関が、これまで氏名の突合だけでは自信を持って本人であると特定できなかった事案についても、解消されることになります。
また、マイナンバーを用いた行政機関同士の情報連携も効率的になりますので、これまで見逃されてきた不正が確実に捕捉されることになります（例えば、生活保護を審査するに当たって、税務署と自治体がマイナンバーを使って情報連携し、地方税情報と住民票情報を照合する等）。
更に、法人番号（マイナンバーの企業版）を使って、国税庁と厚生労働省が情報連携し、社会保険未加入事業者（79万事業所と試算されている）を炙り出すと同時に、その結果を元に、厚生労働省が警察庁と連携して、悪質な未加入事業者を刑事告発することが検討されています。
そこで、人材不足を解消して労働力を確保したい事業者と、副業したい人が、各々の希望を満たすため、どのような点に注意し、どのような対策をとればよいか、法律上知っておきたい税、雇用保険、社会保険に関する基礎知識をお伝えします。
なお、最近は、副業を認める事業者が増えましたが、禁止していることが通例です。ですから、企業などにお勤めの方は、勤務先とトラブルが生じないように、ここでお伝えする情報と合わせて、必ず、自社の服務規程などを確認するようにして下さい。
目次
【ダブルワーク】はじめに：副業（ダブルワーク）～マイナンバー制度施行に当たって知っておきたい税・労働社会保険の基礎知識
http://www.nihombashi-sr.com/dw
１．本文中の用語説明
http://www.nihombashi-sr.com/dw-2
２．ダブルワークをしている従業員の住民税･確定申告の取扱いについて
http://www.nihombashi-sr.com/dw-3
３．副業先の事業者が自営業者に対して報酬を支払う場合の義務
http://www.nihombashi-sr.com/dw-4
４．ダブルワークをしている従業員の雇用保険の取扱いについて
http://www.nihombashi-sr.com/dw-5
５．ダブルワークをしている従業員の社会保険料の取扱いについて
http://www.nihombashi-sr.com/dw-6
cf.【番号利用法】ダブルワークとマイナンバー（会社員とホステスを両立する上で知っておきたい基礎知識）【マイナンバー制度】
http://www.nihombashi-sr.com/mynumber-column
