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【日記】留学生の講義で「してはならない」と思っていること(アタックとチャレンジ) ★2026/9/11(金)2:03 2026/09/11

択一式の導入


講師になって5か月。
講義や試験を通じて、国籍によって日本語の読解力や文語能力(文字の読み書き)に差があることがわかった。
ラテン語圏出身者で、日本語の読み書きが苦手なはずなのに、その国籍の学生の多くの成績が上位で、他方、ある国籍の学生は均等に苦手であったり…
ラテン語圏の某国の学生たちは、日本語学校卒業から約1年半の間、継続して日本語の習得に熱心に努めていることがわかる。
要するに、努力差も出ていると感じている。


国籍によらず、平等に行うことが学校の方針であり、学生からの問い合わせがあれば、そのように回答する。
ただし、それは建前(表面上の話)であって、講師は真実を知らなければならない。
「平等」を盾にして学生に押し切る方が楽だが、問題点や原因を抽出し、適切に対応しない限り、改善や向上は見込めない。


本邦の在留資格は現政権下で条件が厳しくなる。
5年後、一定水準の能力を満たさなければ、在留資格が取り消されてしまう。
そのとき、彼らが日本でやり遂げたいと思っている業務やプロジェクトがあったら、彼らは、成功体験を経験することなく、志半ばで帰国しなければばらないのだ。


自身は、多国籍の留学生を、公平に扱うため、学生と話し合って、納得しているかどうかわからないが「択一式」を導入した。
文字を記憶し、書くことが得意な成績上位の学生と、書くことを受け付けない学生との折衷案で、文字は書かない代わりに内容理解力を問う方式なので、上位者のグレードを下げず、文語の苦手意識の強い学生の能力を引き上げる効果を期待している。
そうした意味で「公平」と述べている。


日本では、児童(小学生)になると、文字の読み書きや算数を勉強する。
留学生に対して、苦手な日本語の読み書きを最小限度にした講義は、彼らを「園児」扱いしているのと変わらない。
日本での、これからの将来を考えたら、彼らに楽をさせることもできないし、また、幼保扱いすることによって「ラッキー(講義や試験が楽)」と思わせてはならない。


自身は、学生から不人気であってもかまわない。
嫌われすぎたら話にならないので、ただ、「コイツ、嫌なヤツだな」程度にとどめておきたい(笑)。
かくして、留学生に、真剣かつ真摯にアタックし、学生とともにチャレンジする所存だ。