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【番号利用法】”私が制度をつくっている”マイナンバー大臣補佐官福田峰之代議士「夜の営業店『閉店してもやむを得ない』」~申告逃れ・不正需給・なりすまし防止について言及【マイナンバー制度】 2016/02/12

2016年2月12日(金)衆議院第一議員会館第2会議室において、産業能率大学及びゼミ生を招待して行われた懇談会(主催:社会保険労務士松本力事務所)において、衆議院議員福田峰之代議士がマイナンバー制度による不正防止について、制度をつくる政治家の立場で、次の見解を明確にした。

代議士は「雑誌やメディアが専門家の言質を引用し、歪められた情報が流布しているが、マイナンバー制度をつくっているのは私だから、私が言うことが正しい解釈である」と立場を明確にした上で
①申告逃れの防止(水商売ダブルワークと夜の営業店閉店を例)
②不正受給の防止(生活保護費を例)
③なりすまし対策の強化(健康保険証とマイナンバーカード一体化を例)
について言及。

大学生の「マイナンバー制度のデメリットを教えて下さい」という質問に対し、「もし、デメリットがあるとすれば、悪いことができなくなることかな。例えば、雑誌などで夜のお店がなくなることが問題視されているが、問題があるのは、申告逃れし、脱税している店員の方ではないですか。女性店員が、ダブルワークがバレるから辞めるというなら、辞めてもらってかまわないし、そういう店舗も淘汰されればよい。適正に納税している人にとって、申告逃れが許されるのは不公平ではないですか?公正・公平な社会を実現することがマイナンバー制度の目的だ」と、申告逃れを摘発することを言及。合わせて「生活保護費などの給付の不正受給を防止する」ことにも触れた。

また、健康保険証とマイナンバーカードの一体化についての質問には「2018年(平成30年)には一体化する方向で動いている。健康保険証の不正利用が大きな問題になっている。健康保険証には顔写真がないでしょ?他人の健康保険証を使ってもバレない。健康保険証はマイナンバーカードに切り替わって行くでしょう」

他には「マイナンバーを取られたら(盗られたら)どうなるのですか?」という質問には、ご自身の銀行の口座番号をゼミ生にメモをとらせ、「お金を出して下さい」と伝えた上で、「暗証番号や印鑑がなければ出せないでしょ」と、マイナンバー単体を詐取されただけでは何もできないことを例示した。
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