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【麺や金時】第14食 店主からの質問~経営理念について真剣に語り合った1時間・・・わっ、外は雨( ゚Д゚) 2017/12/08

My Best ラーメン of the year:麺や金時の「濃厚汁なし坦坦麺」850円
ライス100円
恒例!ミンチ肉丼をつくりました。
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18時前に入店して、夕飯には早すぎる時間と言うこともあって、先客1名が出て行ったあと、誰もお客さんが来なかった。
麺の提供と同時に真剣な面持ちの店主から「年間700食べるお客さんのような方にとってミシュランとかはどのように考えられているのですか?」と質問が飛んだ。
ここから、食事そっちのけの45分になった。
大別すると
①ラーメン評論家や口コミについて
②限定メニューの取り扱いについて
職業は違えど、彼も私も、同じ個人事業主。
経営理念そのものが、そのまま本人の「人生観」や「生き方」に通じる。
私もどんな職業であるか、初めて話した。
社労士であること
東京都知事の顧問をしていることについて
小池百合子の中枢中の中枢を知る門下生でありながら、賑やかな環境から一線を引いて、自由にやらせてもらっていること
政治家志望(社会勉強の一環で、深夜にガードマンをしていること)についても話した。
私は冒頭の質問に対してこう返した。
「そろそろミシュランは辞退されたらどうですか?ミシュランの評価で、お客さんが来るようになるのはいいけれど、ひとたびミシュランから落選すれば、必ず風評被害があるので、そのときはお客さんが来なくなりますよ。2018年度で4年連続ですよね。2019は予め自ら辞退を宣言して、別の次元で勝負していることを売りにした方がよい」。
店主は、ミシュランの評価や、マツコの番組で取り上げられた過剰なブームがその半年後に去ったことなどを通じて、経営の在り方について考えさせられることがあったものと判断した。
一過性のブームに便乗して舞い上がり、アドレナリンを発散し、過熱して行く人はたくさんいる。
小池ブームにあやかって、やり過ぎた結果、一気にピークアウトしたことなどがよい例である。
流行には必ずピークインの期間とピークアウトがある。
それは、お店の人気も、物品も、恋愛(モテ期などを含む)なども同じである。
中にはピークを長年維持する人もいるが、ほんの一握りではないのだろうか。
店主は堅実に考えていて、定番メニューで地元を中心とした固定客をつけて行くことを考えていた。
同じ個人事業主とさかて、お互いの考え方が一致していて嬉しかった。

恋愛でも心をとられたら負けです。
片想いの場合、会えないことや、連絡がないことなどで寂しくなる。
恋人がいる場合には、何か外で嫌なことがあったら、甘えてしまう。
承認欲求というものは、心を乱す。
過熱したお店の人気も、その人気が去れば、寂しくなり、不安に苛まれる。
寂しさや不安は焦りを生む。
悩みこそ時間のムダ。
集中力が削がれてしまうからだ。
ブームに舞い上がれば舞い上がるほど、そのブームが去れば、ショックは大きいし、不安になるだろう。
第三の力に流されず、マイペースを貫くのがいちばんです。
18:50、お客さんが入ってきた。
会話を終わりにして店を出た。
外に出たら、どしゃ降りでした(笑)
服を乾かして京橋に向かおう!
※なお、ここでは、会話の具体的な中身は書きませんでした。あくまであらすじです。