【日常】Kくん、旅立つ ★2022/12/27(火)15:36 /記事内容追加更新「人材コンサルタント転身成功」について彼に伝えたエール ★2022/12/30(金) 7:11 2022/12/27
最終勤務は1/4又は5(2/15付退職)
12/27 15:19、Kくんから報告があった。
「人材コンサルタント会社への転職が決まったので、G社を辞めることになりました」
明日以降、親しくしてきた隊員には挨拶するという。
本日の電話の中で、11/8昼、彼と30分以上話した内容を持ち出してみた。
自身がちょうど専門学校行きを決めて有休をまとめ取りしたことを彼に伝えたときのエピソードについてだ。
彼は10月後半から2週間以上電話に出なかった。
11/8昼の電話では
「現場に出されてお客さんのことで勉強しているからしばらく事務所にいなかった」
と言っていたが、
本日「実はその頃転職活動していて会社を休んでいた」
と真実を知らされた。
11/8昼の電話で「現場に出されている」ことについて、彼には以下のように私見を述べた。
=印内に概要を述べる。
当時の彼には、=印の言葉は深く刺さったと思う。
転職活動真っ只中だったのだから…
真実を知らずに、彼に伝えたメッセージが、彼の転職を後押ししたと思う。
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会社がKくんに期待していて、君の将来を考えて、営業に配置転換しようとしてるの?
自分は、Kくんが今のポジション(シフト責任者)から離れて欲しくないとは思わない。
別の人間が担当することになって、結果的に自身の境遇が不利益になっても仕方がないと思う。
サラリーマンには転勤や配置転換があるし、転職することだってあり得るから、Kくんがずっと今のポジションにいるとは思っていない。
自身も会社員時代、異動、転職を繰り返してきたし、長い社会人生活の中で、そうした経験を何度も繰り返してきた。
どんなことにも変化があって、”未来永劫””一生変わらない”なんていうことはない。
自分は「人生はチャレンジ」と思っている。
できることをいつまでもやっていても、最終的には、自分の首を絞めることになる。
いつしか目標が見出だせなくなるからだ。
もし、配置転換があるならチャンスだ。
うちの会社でKが営業になったら、君の性格を考えると苦しむだろうな、と…
きっと、担当顧客に対して、独占欲と責任感と使命感を燃やすからだ。
自分の担当顧客に不利益を与えたくないから、欠員を出さないようにするとか、自分の気に入った隊員に現場を任せるとか、あれこれ手を尽くしたくなるはずだが、うちの会社は、偏らないように、営業とシフト担当を意図的に変えている。
だから、何かあっても、自分の担当顧客を優先するなどの手心が加えられない。
だから苦しむよ。
もし自分自身がうちの会社で営業担当をしろと言われたら、適性的に合わないから辞めると思う。
それと、12月から2月まで専門学校に通うため、まとめて有休を出したこと知らないよね?
支社長が心配していたから、11/2夕方、有休取得の理由について、筋を通してメールを入れた。
君にはそのメールを絶対に読んで欲しい。
まさに「人生はチャレンジ」って内容だからだ。
いつになっても人生はチャレンジだ。
目標とチャレンジ精神を失えば、人は老いて行くだけだ。
次に「現実逃避願望」について、★印内にあるような私見を述べて、彼の人材コンサルタント転身についてエールを送った。
★★★★★★★★★★
現実逃避願望がマイナスに作用する場合とは、例えば、高校時代、大学受験勉強から逃げたくて、女遊びがしたくて、アルバイトに逃げてしまい、そのまま何の目標も持たずにだらだらとプータロー人生を歩んでいるような事態になることだと思う。
「今の境遇から抜け出したい」
「やり直す意義が見出だせない(飽きてしまい退屈だ)」
大事なのは、こうした心境に追い詰められたとき、チャレンジするに足りるような高い目標を見つけることができるか、目標達成に向けて努力する意志があるかではないか。
この場合における「現実逃避願望」はとても有効だ。
Kくんの現実逃避願望はプラス思考だ。
Gで人材配置や採用面接をしてきた経験を活かして、見事に人材コンサルタントに転身する、絵に描いたような成功事例だ。
高い目標設定によるプラス思考の現実逃避こそ、自分を飛躍させるチャンスではないか?
と、私は思っている。
★★★★★★★★★★
最後に、12月中旬、Kとの電話でのエピソードを述べる。
彼から「松本さんに土木現場を持たせる気はない」と言われた。
「ストーカー被害のことで、ベテラン隊員と揉め事になる可能性がある」
「ひとりになった期間が長い。今更、他の隊員と仲良くやれるとは思わない」
要約すると、こういうことだ。
ひとり現場にシフトする期間が長過ぎたため、松本が同僚との意識水準や経済水準の格差について客観的に分析してしまった。
実際に、Kくんが松本と話していても、他の隊員とのレベルの乖離が大き過ぎて、他の隊員とは関わらせたくないという。
Kから指摘され”自己矛盾”に気づかされた。
警備について、再生はないと彼に気づかされたのだ。
彼自身も今の会社が合わない(職場環境や業務内容だけでなく収入などの待遇面を含める)から転職する訳であり
「松本は自身と同じ価値観だから、うちの会社に合うはずがない。もう加藤班をもっていた頃には再生させたくない」
彼は自信をもって、当方の息の根を止めたのだ。
このことについて、彼は今日の電話で笑っていた(その通りです、と)。
Kくんが人材コンサルタントに転身することにより、松本には人を見る目があるということを証明してくれた。
彼が去れば、この組織はHさんを除けば、どうしようもない人間の吹き溜まりだ。