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【せたふく手話入門コース】第5回(2) 初心に戻って!どっぷりガチの昼間学生を目指すことも考えている ★2023/1/19(木)15:48 2023/01/19

手話通訳士の仕事


【手話通訳士の仕事】
今通っている専門学校の手話講義では、手話実技のあとで、30分間、手話の概要に関する講義がある。
手話講師の助手をしている先生が2人いて、そのうちの1人がキャリア22年の手話通訳士の女性だ。


1/18(水)の講義がとてもためになった(=印内)。


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①言葉を手話で通訳する
②手話を言葉に変換通訳する
③障害者雇用促進法に規定する「障害雇用率」に従って障害者をたくさん雇用している企業の支援
④ろう者の弁護士の手話通訳


企業、弁護士に関与する職業なので、法律の知識も必要になることから、講義課程では、法律の講義も含まれる。


難しいのは、ニュアンスが難しい言葉を、誤解が生じないように、手話でろう者に伝えること。


世界中、言葉で文化が違うが、手話の世界も同じ。
ろう者の特徴は、あやふやな回答が伝わらない。茶を濁さず、ハッキリと意思を伝えることが必要だ。
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彼女は、子供の頃、おばあちゃんに連れられて、自治体主催の手話サークルに参加し、高校在学まで、ずっと通っていたそうだ。


その後、社会人になるまでは手話の世界とは無縁で過ごし、エアロビクスのインストラクターをしていたという。


インストラクターは年をとっても継続できる仕事ではない。
ちょうど、そんなことを悩んでいる時期に、手話と再会する。
NHK主催手話講座で手話を学んでいたが、講座料が高いので、別の学校を探していたところ、世田谷福祉専門学校(せたふく)の関係者と知り合いになり、インストラクターの道と手話の道、どちらを選ぶか考えたそうだ。


当時、せたふくには手話学科があった。
インストラクターを辞めて専門学校に通うと、在学の2年間は、安定収入がなくなることになる。
悩んだ結果、インストラクターの道を捨てて、収入を捨てて、せたふくに通うことにしたという。


生活費を浮かせるため、実家に帰り、親元から専門学校に通った。
在学中、お金はなかったが、毎日が楽しくて、あっという間の2年だったそうだ。


彼女の講義を聞いて、今のように中途半端なかたちで手話を学ぶのではなく、ガチで専門学校の昼間学生になり、手話の世界にどっぷり漬かってみたくなった。


専門学校の入学募集時期が2月と3月なので、
①ガチで専門学校に通うこと
②生活費もある程度維持しながら趣味で手話を学ぶこと
どちらにするか、この2か月のうちに決断しなければならない。


これからの人生を考える。
期間を定めた事業に従事し、技能を適切に評価されないような、夢も希望もない、人から感謝されることのない日雇い仕事に振り回されることの苦痛から解放され、ガチで真剣に、手話にのめり込んで、充実した日々を過ごしてみたくなった。